SDGsがこれからの企業発展のカギとなる(2021年7月)
SDGs のことが良く解りません…なぜカギになるのでしょうか?
SDGs とは、持続可能(開発目標)な社会を実現するために国連が定めた17のルールです。
2030 年までに、世界中に山積する社会課題をあらゆる角度から解決するために定めた17のゴールです。国連が世界の共通課題として国、企業、人々が一体となるように設けました。
主に、行政を始め大企業やNGO、NPO など中心に普及しておりましたが、これからは中小企業が中心となりそれぞれの地域課題を解決しSDGs の項目に当てはめステークホルダーの皆さまへ啓蒙する時代になります。更にSDGs は、持続可能をテーマとしており17 の項目を解決することで事業として取り組みを可能にできる全世界的なテーマです。
具体的な事例を2 件ほどご紹介致します。
千葉県内の寺院所有の耕作放棄地を有効活用した事例です。SDGs の「8」働きがいも経済成長も「13」気候変動に具体的な対策を「15」陸の豊かさを守ろう「17」パートナーシップで目標を達成しように向けた取組です。今回は、耕作放棄地での化学肥料に頼らない土壌改良を行い環境に優しい無農薬栽培を計画致しました。地元の農業指導者として高齢者雇用を創出し新たな価値を生み出しました。また、新規農業参入を検討していた法人様の収益化にも寄与に繋がった事例です。
その他の事例として、環境材を使用した紙袋制作。SDGs の取り組みとして「12」つくる責任つかう責任「13」気候変動に具体的な対策を「17」パートナーシップで目標を達成しようを達成。
森林伐採は、地球温暖化の原因となり非木材(サトウキビ搾りかす)を推奨することでSDGs の取り組みに繋がりました。現在、DtoC(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)など顧客と直接チャネル取引や、SNSなどで企業の取り組みなどを簡単に発信する時代となり企業価値の向上にも貢献しております。特に中小企業こそ地域に根付き地域とともに繁栄することが長年愛される企業へと繋がります。
これからの企業発展のポイントは、SDGs参画と社会課題の解決がカギとなり、新しいビジネスのフレームを構築することが重要です。更にSDGs は169 のゴールに細分化されており各企業の事業ドメインにも該当する事項が必ず存在致します。5 年後、10 年後を見据え自社領域の拡大とSDGs を事業として戦略として取り組むことが非常に有効になります。
SDGs とは、中小企業家同友会の憲章でもある【よい会社を作ろう】【すぐれた経営者になろう】【よい経営環境を作ろう】全てを網羅し、顧客から選ばれる企業へ、そして社会課題を解決し事業拡大にも繋がります。
こうした副業・兼業の取扱いについて、就業規則等でしっかりと定めておきましょう。
萩部 健次(千代田支部)
地域活性化プロデューサー、6次産業化プロデューサー、
販路コーディネータ、販売士、中小企業119専門家、(公財)
東京都農林水産振興財団専門家、(公財)千葉県産業振興
センター専門家、(公財)埼玉県産業振興公社専門家
株式会社アダチファクトリー
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