商標の基本構成(2025年2月)
Q
商標はよく聞きますが、具体的にはどのようなものでしょうか。
A
知財には、特許、実用新案、意匠、商標、地理的表示などがあります。商品名やサービスなどに使用されている商標は身近なものです。
商標は、事業者が、「商品やサービスを他から区別するために用いるマーク」です。「文字や図形、記号、色彩、立体的形状、音など」が商標のマークすることができます。
商標権は、「商標権=マーク+使用する商品・サービス」で構成されます。商標権は、商標を10 年間独占して使用でき、期間を更新できます。商標は、使い込むほど価値が上がりますので、重要です。商売をする人は、ぜひ活用してください。
例えば、登録商標第4413658 号の「かっぱえびせん」は、デザイン化した文字の部分と指定商品「えび入りせんべい」の部分から成り立っています。
例えば ドトールは、商品とサービスの両方を指定しています。
長谷部善太郎(千代田支部)
長谷部知財事務所
弁理士
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